こんにちは、キトコです。
今日は、以前あげた「コッペリアの徹底解説」の続報です!
主役を務める、池田理沙子さんと奥村康祐さんのインタビューが公開されました!
今日は、記事を元に、もっと深堀りして解説しようと思います(*^^*)
・ローラン・プティって何者??
特徴)
元々は「パリ・オペラ座」のダンサー!
その後、振付家、舞台監督をし、
「フランス版コッペリア」(元祖のアルチュール=サン=レオンのものを作り直した)や
「カルメン」などの振り付けが有名。
2011年に亡くなるまで、バレエに携わった「今のバレエの基礎を作り上げた人」なんです。
マメ情報)
奥さんでバレリーナのジジ・ジャンメールがめちゃくちゃ美脚で、
その美しい脚を活かすために、チュチュや丈の短いセクシーな衣装を作ったそうです。
・ローラン・プティ版の「コッペリア」は何が違うのか
舞台)
のどかなポーランドから華やかなフランスに変更!
主役のスワニルダも、村娘ではなくパリのオシャレなマドモアゼル(マダムの若い版の言い方)になっています(^^)
特徴)
フランスならではのシャンパンが出てきたり、
コッペリウス(コッペリア人形を作った人)が怪しいおじいさんから、
ダンディな老紳士に変わっています。
また、奥さんの美脚の件もあり、
衣装は、ロマンティックチュチュ(ふくらはぎまで隠れるもの)から
チュチュ(美脚全開!)に変更!
・フランスバレエとは??
何でフランスのバレエは華やかなのか。
それはルイ14世が華やかなものが大好きだったから!
フランスでバレエが花開いたのは、17世紀後半(1650年〜)
ルイ14世がバレエび魅力に惹かれ、バレエをどんどん発展させていきました!(↓ルイ14世はこんな人)
ルイ14世自身も7歳からバレエを始め、32歳の引退するまで、沢山舞台で踊ったそうです!
そして、ローラン・プティもいた4大バレエ団の1つ、「パリ・オペラ座」はルイ14世が作ったのです!
(当時の名前は「王立舞踊アカデミー」)
そして18世紀には
パリ・オペラ座で「ラ・シルフィード」や「ジゼル」が誕生!
バレエの衣装の中でも、人気の高いこの2つは
フランスのセンスが生み出したものだったんですね(ㅅ´ ˘ `)♡
そして、少し歴史は進み、20世紀前半(1900年〜1950年)
フランスでバレエが大ブームに!
「ライモンダ」「ロミオとジュリエット」「シンデレラ」が誕生!
そしてなんと!美術や衣装のデザインは、ピカソやココ・シャネルが担当!
おしゃれでアーティスティックな作品が出来たのも納得です(^^)
そんなフランス版の「コッペリア」。
私達がイメージするコッペリアとはかなり違いそうですよね!
新国立劇場バレエ団が送る、新鮮なコッペリア。
今からとっても楽しみです(^^)
今日は、フランス版のコッペリアについて
ローラン・プティからフランスバレエの歴史まで知ってもらえたと思います(^^)
それではまた!