こんにちは、キトコです。
○×コーナーで、日々のレッスンを見直そうの回です(*^^*)
出来ているから関係ないと思っているあなた。
去年より明らかに上達したって断言できるものは何かありますか??
吉田都さんも新国立劇場バレエ団の団員に、
「プリエ、タンジュ」から見直して下さいと言っていたように
バレエの美は細部に宿るのだと思います。
「急がば回れ」の精神で、
一緒に基礎から一つ一つ振り返っていきましょう!
グランパデシャは大きな見せ場の1つ!そして技術力=表現力につながる大事なパです!
思い切り飛ぶのはとっても気持ちいいですよね(*^^*)
もっと高く、空中時間が長くなると、グランパデシャがもっと楽しくなりますよ!
それでは早速見ていきましょう♬*゜
正しいグランパデシャについて
難易度: (2 / 3)
✕間違ったグランパデシャ
・上半身が骨盤より前に出てしまっている
理由:
→グリッサードのときから、体が前のめりになっている
→そのことで、お尻が後ろに出ているのが原因!
・上半身が前のめりになっている
→腕と顔の角度を一緒に出来ない
&上半身の引き上げが上手くできず、すぐ落ちてしまう
正しいグランパデシャ
・上半身が骨盤の上にある
→胸を張りやすくなり、背中もアーチを作れる
・上半身が引き上がっている
→腕と顔の角度を合わせられ、美しいシルエットに!
キトコメモ
グランパデシャは飛ぶ前で、すでに決まっている!
多くは、パ・ド・ブレ→グリッサード→グランパデシャだと思いますが、
その、パ・ド・ブレとグリッサードのやり方で、グランパデシャが綺麗に飛べるかが左右されます。
パ・ド・ブレとグリッサードは「前に進む」のではなく「上に飛ぶ」
上に飛ぶコツは、常につまさきで脚を運ぶようにすること!
かかとまで床につけてやっていませんか??
そして、「重心は後ろより&背中はそり気味」で脚を運ぶと良いです♬*゜
パ・ド・ブレとグリッサードで余韻を作ると、グランパデシャが美しく映える!
この一連の流れには、メリハリを付けることが美しく見せる最大のポイント!
パ・ド・ブレ&グリッサードは、
1.脚の動きに対し、上半身は残し気味で余韻を出す
2.常に上に飛ぶ意識で、指先で体を運ぶ→なめらかに見えます
その余韻となめらかさがあってからの、パッと飛ぶグランパデシャ!
というメリハリのが美しく見せるコツ♬*゜
・スピリッツ(前後に脚を伸ばすもの)をお風呂上がりにやって、
まずは180度前後に開くようにしましょう!
・ももあげをして、腰より上にひざが上がるように癖付ける
・フォンジュを足先だけ上げるのではなく、内ももから上げるようにする
その時、腰が後ろに引けないように気をつけて、骨盤に脚を近づけるイメージでやるのがポイント!
最後に
今日はグランパデシャの正しいやり方を解説しました!
正しい=美しい に直結するグランパデシャ。
解説のように一度やってみると、
空中時間が長くなり、そして体がいつもより軽く、美しい自分が鏡で見れますよ!
是非試して見て下さい( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
それではまた!